新車販売

新車販売 34年ぶり低水準 20年

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090106-00000076-san-ind

1日本自動車販売協会連合会(自販連)が5日発表した平成20年の新車販売台数(軽自動車を除く)は、景気の悪化などにより、前年比6・5%減の321万2342台と、5年連続で前年実績割れとなった。第1次石油危機直後の昭和49年(313万3021台)以来の低水準。また、昨年12月の新車販売は、前年同月比22・3%減の18万3549台にとどまり、12月としては調査を開始した昭和43年以来、初めて20万台を割り込んだ。昨年11、12月の新車販売台数は、2カ月連続で20%以上の減少という記録的な落ち込みとなった。12月はメーカー別でも2カ月連続で全社が前年実績を割り込む“総崩れ”状態となり、自販連は「未曾有の景気低迷で消費が急速に冷え込んでいる」(伏見剛理事)と危機感を募らせている。またこの日、全国軽自動車協会連合会がまとめた20年の軽自動車販売台数は、2・6%減の186万9893台と2年連続のマイナス。この結果、20年の軽自動車を含めた新車販売台数は5・1%減の508万2235台となり、4年連続の前年実績割れとなった。日本自動車工業会は、今年も国内需要の冷え込みが続くとみており、21年の軽自動車を含む新車販売台数を486万台と予測、31年ぶりに500万台を下回る見通しだ。若者のクルマ離れや少子高齢化に加えて消費者の買い控えが進み、販売低迷に歯止めがかからない状況が続きそうだ。

[引用元:Yahoo産業(産経新聞)]